通夜に出席するときのルールとマナー

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●このページでは、通夜(つや)に出席するときの知っておきたい基本的なルールとマナー、しきたりについてご紹介しています。(当サイトのすべてのページは、本文下のページリンクからご覧いただけます。)


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通夜に出席するときのルールとマナー


通夜振舞い(つやぶるまい)に招かれたとき

 通夜に参列すると、お坊さんが読経を終えた頃や、ご焼香が一段落した頃に、弔問に訪れた人を酒食でもてなす、通夜振舞い(つやぶるまい)という席に招かれることがあります。

 通夜振舞いは、故人の親族や親類縁者、故人と親しかった人たちがお酒や食事を共にしながら故人を偲ぶために設けられた席ですので、故人と親しい間柄でなければ辞退しても失礼にはあたりません。

 通夜振舞いを辞退する場合は、ご遺族や世話役の方に辞去の挨拶を述べて、目立たないように静かに退席しましょう。

 もし、喪主やご遺族から「お席を設けてありますので……」と重ねて勧められたときには、無理に遠慮せずにお受けして、たとえひと口でも食事に箸をつけたあとタイミングを見計らって早めに辞去します。なお、辞去する際には、もう一度ご焼香をさせていただくことも忘れないようにしてください。

 ちなみに、通夜の後に行われる葬儀や告別式に参列できないことがすでにわかっている場合は、辞去する際にそのことを喪主に伝えて欠礼をお詫びしておきましょう。

ここに注意!

 喪主やご遺族の方から通夜振舞いの勧めが無いときは、黙って静かに辞去するのが礼儀です。勧められてもいないのに、通夜振舞いの席に身を置くことは失礼に当たるばかりでなくマナーにも反しますのでくれぐれも間違いのないようにしましょう。


通夜に出席するべきかどうか迷うとき

 故人とのおつきあいがそれほど深くもなく、かといって浅くもないといった関係だった場合、通夜に出席するべきかどうか迷うこともあると思います。

 一般的には、故人とのおつきあいがそれほど深くもなく、特に親しい間柄というわけでもない場合は、通夜には出席せず告別式にのみに出席すればよいとされています。

 もしどちらにすればよいのか迷うようなら、あらかじめ電話でご遺族、もしくは葬儀の世話役の方に通夜の日時を尋ねてみるといいでしょう。

 その際、自分が通夜に出席するかどうかには触れずに、それとなく通夜の日時を尋ねてみてください。

 その電話のやりとりの中で、通夜への出席を勧められたなら、その勧めに従って通夜に出席し、もし、「内輪だけで……」ということであれば、そのお気持ちを察して通夜への出席は遠慮しておきましょう。

ここがポイント!

 喪主やご遺族の方から直接通夜の日時についての知らせを受けた場合は、通夜への出席を喪主やご遺族の方が望んでおられるということですので、それまでの故人とのおつきあいの深さに関わらず、通夜に出席するのがマナーです。

 また、喪主やご遺族から直接知らせを受けた場合でも、その知らせが告別式の日時のみだった場合は、告別式への出席のみを希望しておられると判断できますので、通夜への出席は控えて告別式にのみ出席しておきましょう。


お悔やみの言葉と忌み言葉(いみことば)

 喪主やご遺族へのお悔やみは、できるだけ短く簡潔に故人の冥福を祈る気持ちを伝えましょう。

 その際、故人がお亡くなりになった経緯などについて、あれこれ尋ねたり詮索したりするのはとても失礼にあたります。たとえそれが心からの思いであっても礼儀知らずと受けとられかねません。通夜や葬儀の場では、立ち入った話は差し控えておくのがマナーと心得ておきましょう。

 また、昔から通夜や告別式など、葬儀の場では「忌み言葉」あるいは、「重ね言葉」と呼ばれる、口にしてはならない言葉があります

 「ますます」や「たびたび」「くれぐれ(も)」など、繰り返すことを意味する言葉は、不幸が繰り返す、不幸が重なることに繋がるとして、昔から葬儀の場では口にしてはならないとされていますので覚えておきましょう。

ここがポイント!

 お悔やみの言葉は、普段口にする言葉ではないので、いざとなると緊張してしまうものですが、忌み言葉(重ね言葉)を使わないように気をつけてさえいれば、あまり難しく考える必要はありません。

 ことさら言葉を選ぶよりも、「このたびはまことにご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます」といった一般的なお悔やみの決まり文句を使うほうが、むしろ好ましいということも心に留めておきましょう。

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